尼崎経営者協会は、戦後日本経済をけん引してきた重厚長大産業や、それを支えた中小製造業の事業主がが中心となり結成された組織であります。
当時、尼崎は阪神工業地帯の中心であり労働力人口においても全国で有数の大都市でありました。その反面、労働者の街であるがゆえに労使紛争の絶えない街でもありました。しかし、健全な労使関係を保ちながら、産業の発展に尽力して来られましたのも、歴代会員事業主のリーダーシップの努力のたまものと考えております。
”企業は人なり”と申しますが、時代は遷り変わり、労使がともに手を携えて人と企業のコミュニケーションを図れる世の中となり、今では関係行政と協力し合いながら、さらなる地域産業の発展と、心豊かな地域社会づくりに全力を尽くさなければならないと考えております。
つきましては、私ども産業界の意見を反映させる為、多くの事業主の皆様方のお力を必要といたしております。
どうか、尼崎経営者協会のめざす趣旨をご理解いただき、一社でも多く会員組織にご参画いただきますようよろしくお願い申し上げます。
尼崎経営者協会の前身は、昭和20年12月19日尼崎中央警察署(現在の尼崎南警察署)の中に労使紛争解決のために事業主団体として発足されました。
その後、戦後荒廃した世相を背景に昭和22年日本経営者連盟(のちの日本経営者団体連盟「日経連」現在の(一社)日本経済団体連合会「経団連」)の発足とともに全国各地で経営者団体が相次いで呱々の産声をあげました。
尼崎経営者協会も、昭和23年6月8日尼崎工業経営者協会と改称し、全国各地の経営者協会とともに旧日経連(現経団連)に参画。以来70年以上に亘り、全国組織のネットワークを築き上げてまいりました。
また、地元企業の結束と連携によって、歴代会長の卓越したリーダーシップのもと労使関係の安定と企業の繁栄、従業員の生活向上に努めてまいりました。
現在、日々激変する社会・経済環境に対応しながら、人事・労務管理の改善、人材育成と生産性の向上、採用と雇用の安定、企業力・経営力の強化、地域産業の活性化、関係行政・団体との連携等、「人と経営」を軸とした総合経済団体として地元に根ざした事業展開を行っております。まさに経団連を核とした全国各地経協のネットワークから、地元地域の産業界、関係行政まで幅広い情報共有を図り、人と企業のコミュニケーションを築き、心豊かな社会づくりに貢献しています。
尼崎経営者協会はSDG’sを推進します | 尼崎経営者協会は、(一社)日本経済団体連合会【経団連】の関係団体として、地域における労務専管団体、政策提言団体の役割を担っております。 尼崎経営者協会の具体的な役割として (1)各種委員会、行政への要望・連携、情報交換 (2)労働関係法制、人事労務に関する事業 (3)人材育成、生産性向上、次世代育成 (4)雇用対策、人材確保に関する事業 (5)調査、情報共有、相談業務 (6)経営力・企業力強化、地域との連携 (7)会員交流、その他の事業 等があります。 |
---|
1945.12.19 尼崎中央警察署に経協の前身尼崎工業会創立
1946.8.16 経済団体連合会(経団連)発足
1946.10.20 日本商工会議所発足
1947.4.29 日本経営者連盟(のちの日経連)発足
1947.5.18 経営者団体連合会結成
1947.5.19 日本経営者連盟、経営者団体連合会と改称
1948.4.12 経営者団体連合会、日本経営者団体連盟(日経連)と改称
1948.6.8 尼崎工業経営者協会と改称、組織として正式にスタート
1961.4.20 尼崎経営者協会と改称、現在に至る
尼崎経営者協会
〒660-0881 尼崎市昭和通3-96(尼崎商工会議所ビル内)
TEL:06-6411-4281 FAX:06-6411-0184
最寄駅:阪神電鉄「尼崎」駅 より 徒歩5分